2012年2月6日

中期計画

【報告】2012年1月7日 『琉球絵図・図像研究セミナー』

中期達成プロジェクトによる琉球絵図・図像研究セミナーが2012年1月7日(土)13:00から沖縄県立博物館・美術館1階講座室にて開催されました。

多種多様な発表がなされ、最後の議論も活発に行われました。

簡単にそれぞれのご発表を振り返ってみます。

神奈川大学助教渡辺美季氏、法政大学非常勤講師得能壽美氏の発表は図像資料に映し出された近世琉球各地の生活の様相を読み解くもので、資料の持つ意義を問い返すご発表となりました。

平川信幸沖縄県教育庁文化財課主任のご発表は資料としてみる歴史学の視点とは異なり、表層文化史的な視点から近世琉球期の士族の姿を映した肖像画を見るものでした。

深澤秋人沖縄大学准教授のご発表は、福州にあった琉球館周辺の地図の背景を読み解く大変興味深い発表でした。

安里進沖縄県立芸術大学教授のご発表は考古学的な視点を歴史構築に導入する意欲的なものでした。唐破風の移り変わりから新たな歴史を構築しようとする視点は刺激的でした。

粟国恭子沖縄県立芸術大学非常勤講師のご発表は、近世絵師が何を描け、また描けなかったを明らかにし、その時代的制約などを明らかにしました。

なおそれぞれのご発表の要旨は当研究所HPでも一部公開する予定です。


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