2014年6月1日

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平成25(2013)年度の所報を発行しました

平成25 (2013) 年度『所報』発行によせて

国際沖縄研究所所長 藤田 陽子

 

国際沖縄研究所は琉球大学における人文・社会科学研究の拠点であると同時に、他分野をも巻き込んだ学際的・先端的研究の推進役を担っています。様々な分野の研究者が培ってきた専門的知見や研究方法を踏まえ、それらを融合させることによってアカデミックな”化学反応”を促し、そこから新たな発見を生み出す―そのような場となることを目指し、多彩な研究プロジェクトを推進しています。今、沖縄をはじめとする地域社会の構造はより複雑化・重層化しており、多角的かつ多層的なアプローチを経ることなしに問題解決を図ることはできません。また、互いに共通点と相違点を持った他地域に学ぶという比較地域研究の重要性も再認識されています。国際沖縄研究所はこうした視点に立ち、沖縄研究にとどまることなく、しかし沖縄にしっかりと軸足を置きながら、コンパスのようにもう一方の足を世界各地に伸ばし、両者をつなぐ課題について探求し、その成果を発信し続けています。

 

本年度は2件の中核的研究プロジェクトから各1冊の書籍を出版し、学内外の優れた研究者や専門家による国際性と学際性に富んだ研究の成果を世に送り出すことができました。そしてこれらは新たな叢書出版事業「国際沖縄研究所ライブラリ」のスタートを飾りました。また、文理融合型琉球・沖縄研究や危機言語研究事業にも精力的に取り組んでいます。沖縄と世界を結ぶ「地の津梁」を体現する研究機関として、国際沖縄研究所はこれからも知的資源を蓄積し続けていきます。

 

所報PDFは「所報」をご覧下さい。


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