2022年3月18日

学術論文

RIIS教員の研究成果(論文)が公開されました

東南アジア考古学会が刊行する査読付き学術誌『東南アジア考古学』41号に当研究所の山極海嗣専任講師が参加する共同研究の論文が掲載されました。論文タイトル及び要旨は以下の通りです。興味のある方は『東南アジア考古学』41号をご参照ください。

 

論文タイトル:東ミクロネシアにおける人類の移住年代と貝利用―ポーンペイ島での最近の発掘成果より

著者:小野 林太郎(国立民族学博物館)、山野 ケン陽次郎(熊本大学)、片岡 修(上智大学)、Jason Barnabas(ポーンペイ州歴史保存局)、長岡 拓也(NPO 法人パシフィカ・ルネサンス)、片桐 千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター)、山極 海嗣(琉球大学)

 

要旨ポーンペイ島を含む東ミクロネシアへの人類移住は、約2000 年の間に西ミクロネシア、メラネシア、あるいはポリネシア方面など様々な方向から行われてきた痕跡がみられ、複雑な様相を示している。しかし、初期居住は、言語学的にはメラネシア方面を中心に大まかに南から北の方向に向かう移住が主となったと考えられ、考古学的にもその可能性を示す痕跡が発見されつつある。本稿では、こうした可能性を検証するために2019 年から開始したポーンペイ島での発掘調査とその成果について、その初期居住年代とミクロネシア内での地域間比較を行う上で考古学的に注目されてきた貝製品をふくむ貝類の利用に関する新たな資料を軸に、東ミクロネシアへの初期の人類移住とその物質文化や貝利用の特徴について総合的に論じる。

 

『東南アジア考古学』は東南アジア考古学会ホームページなどから購入できます。


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