2024年09月20日
レクチャーシリーズ
【イベント告知】「人類史研究のための公正な知識生産システムの構築に向けて」
2024年10月18日(金)にRIISレクチャーシリーズとして下記の講演を開催いたします。どなたでも参加可能(無料)ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
対面とリモートのハイブリッド形式となっており、対面の場合は琉球大学図書館2Fラーニングコモンズが会場となります。
参加方法についてはチラシ記載のQRコードや、下記概要に記載のURLから飛べるフォームからお申込みいただけます。当日参加も可能ですが、事前にお申込みをされた方が優先となります。皆様のご参加をお待ちしております。
講演:「人類史研究のための公正な知識生産システムの構築に向けて」
日時:2024年10月18日(金)16:30~18:00
会場:琉球大学附属図書館 2F ラーニングコモンズ(リモートはZoom)
講演者:田村 光平(島嶼地域科学研究所・客員研究員 / 東北大学東北アジア研究所・准教授)
概要:「疑わしい研究慣行」「再現可能性」「オープンサイエンス」「資料の帰属に関する倫理」…様々な動向が学術のあり方自体に変化を迫っている。特に近年は、国境や分野の壁を超えて制度として実装される傾向があり、自他ともに牧歌的であることを認めていた人類史の研究も無縁ではいられなくなっている。本発表では、まだ途上ではあるものの、文化データの数理解析、考古学遺物の三次元計測、デジタルアーカイブなどを関連させた、人類史研究の知的生産のあり方に関する講演者の試みについて紹介したい。