2015年12月14日

中期計画

2015年12月20日 ワークショップ『自然利用の技と知恵を記録する 民族誌的映像製作のための実践的ワークショップ』 開催

平成27年度中期計画達成プロジェクト経費「グローバル社会における主体的島嶼社会創生をめざした総合的研究」

民族誌的映像製作のための実践的ワークショップ

自然利用の技と知恵を記録する

 

琉球列島では、サンゴ礁での漁撈活動や、薬用やかご編み、防風林などの有用植物利用など、豊かな自然を利用した暮らしが営まれてきました。しかし、時代や自然環境の変化により、自然との関わり方も変わりつつあります。文化や技の継承、民俗文化の記録・保存は、地域社会が抱える大きな課題といえるでしょう。

そこで、琉球大学国際沖縄研究所は「自然利用の技と知恵の記録」をテーマに、民俗文化の記録に関心のある研究者や学生、地域の博物館・資料館などに勤務する方を対象として、民族誌的映像製作のための実践的ワークショップを企画しました。民俗文化の記録や継承について地域社会が直面する課題や解決策について一緒に考え、記録映像の制作技術のコツについて学びませんか?

 

本ワークショップの目的

・民俗文化の記録・保存に関する地域課題を共有する。

・記録映像の可能性と課題について理解する。

・実践的ワークショップを通して、記録映像を製作する際の注意点や技術など基本的な撮影の心構えと手法を理解する。

 


 

【日時】
2015年12月20日(日) 10:00-16:40
【場所】
琉球大学研究者交流施設・50周年記念館 2階ラウンジ
【主催】
琉球大学島嶼地域科学研究所
【共催】
沖縄美ら島財団/琉球大学博物館(風樹館)
【協力】
琉球大学研究企画室(URA室)
【対象】
研究者や学生、地域の博物館・資料館の実務者など
【定員】
20名程度(先着順)
【参加費】
無料(ただし、事前申し込みが必要です)

【プログラム】

  • 10:00-10:10 趣旨説明
  • 10:10-10:40 アイスブレーク(参加者による自己紹介と課題共有
  • 10:40-12:00
  • 「マダガスカルの木彫り技術の展示と映像記録」
  • 飯田 卓(国立民族学博物館・准教授)
  • 12:00-13:00 昼食・休憩
  • 13:00-14:00
  • 「海洋文化館の展示映像製作について」
  • 門田 修(海公房、ドキュメンタリー作家)
  • 14:00-16:30
  • 「海に生きる術を伝える――航海カヌー記録映像:企画から完成まで」
  • 宮澤 京子(海公房、ドキュメンタリー作家)
  • 16:30-16:40
  • まとめ 渡久地健(琉球大学法文学部・准教授)

 

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