2017年12月28日
自律型島嶼社会モデル
2018年1月20日 国際沖縄研究所公開シンポジウム『感覚の記録』 開催
国際沖縄研究所公開シンポジウム
感覚の記録 ~沖縄のことばと文化を次世代に伝えるために~
- 【日時】
- 2018年1月20日(土)13:30-16:40
- 【場所】
- 沖縄県立博物館・美術館 博物館講座室
- 【主催】
- 琉球大学国際沖縄研究所「自立型島嶼地域社会の創生に向けた「島嶼地域科学」の体系化-島嶼地域研究・教育拠点の形成-」プロジェクト
- 【概要】
- 柳田国男は民俗学者ではない。近代から取り残された民俗=フォークロアという眼差しではなく、次世代に伝えていくための「ことば」とそのことば自体が「記録」している「感覚」(「心意現象」)が伝承における要であるし、グローバル社会のなかで沖縄がそれを知的財産として継承できるかどうかの鍵なのである。20世紀の遺産としての民俗学の蓄積をグローバル社会で生かすためのあらたなる「民伝学」(民間伝承学)の可能性について、言語学、文学の視点も交えて討議する。
- *予約不要・参加費無料
【プログラム】
- 司会 赤嶺 政信(琉球大学法文学部 民俗学)
- パネリスト
- 稲村 務(琉球大学法文学部 社会人類学)
- 柳田国男の三部分類と「伝承/伝統的知識」
- 狩俣 繁久(琉球大学国際沖縄研究所 言語学)
- オノマトペの感覚表現の継承可能性
- 喜納 育江(琉球大学法文学部 文学・ジェンダー研究)
- 感覚の記録としてのコトバ~朗読劇「ホタラパナス余滴」における身体的実践~
- 鈴木 寛之(熊本大学文学部 民俗学)
- 「心意」を伝えることば~民俗語彙の方法論~