2014年09月24日

新しい島嶼学

2014年10月3日 講演会『ブーゲンヴィル島の内戦と独立:大国の間でのアイデンティティ』 開催

国際沖縄研究所 IIOSレクチャーシリーズ2014 第4回

ブーゲンヴィル島の内戦と独立:大国の間でのアイデンティティ

 


 

【日時】
2013年3月9日 13時から17時
【場所】
琉球大学法文学部新棟215
【主催】
琉球大学国際沖縄研究所「新しい島嶼学の創造」プロジェクト
【共催】
「アジア太平洋における生物文化多様性の探究」プロジェクト(総合地球環境学研究所)
【概要】
パプアニューギニアの東端に位置するブーゲンヴィル島は、1990年代に中央政府との間で内戦状態に陥りましたが、2001年の和平合意によって自治州としての地位を獲得、独自の憲法や大統領制を導入するに至りました。現在は「パプアニューギニアから独立するか、あるいは帰属し続けるか」を問う住民投票を、2020年までに実施することとなっています。本公演では、若き指導者ジェイムズ・タニス氏が、オーストラリアとパプアニューギニアという二つの大国による市は圧力の下での島のアイデンティティの保持、そして、今後の独立の可能性を見据えた両国との関係に対する展望について語ります。
【使用言語】
英語・日本語(同時通訳付)
*予約不要・参加無料

 

【講師】

  • ジェイムズ・タニス(James Tanis)
  • 前ブーゲンヴィル自治州大統領(2009-2010年)。「パプアニューギニアの東チモール問題」とも呼ばれたブーゲンヴィルの内戦とその終結に草の根レベルで中心的な役割を果たした。著作に’My Side of the Island’等。
  • 大西正幸(総合地球環境学研究所・客員教授)
  • ブーゲンヴィル島の概要
  • ネイサン・バデノック(京都大学白眉センター・特定准教授)
  • タニス氏の講演に対するコメント

 

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