2012年02月08日

新しい島嶼学

2012年2月20日 公開フォーラム『地域の〈宝〉を活かした観光とまちづくり/島おこし』 開催

IIOS公開フォーラム「地域の〈宝〉を活かした観光とまちづくり/島おこし」が下記の通り開催されます。ふるってご参加ください。


 

【日時】
2012年2月20日(月) 14時から16時35分
【場所】
琉球大学法文学部新棟114室
【主催】
琉球大学国際沖縄研究所(IIOS)「新しい島嶼学の創造」プロジェクト
【概要】
沖縄から、東アジア・オセアニア島嶼圏における持続的発展の実現に向けた提言を発信しようという意欲的な研究プロジェクトです。「琉球・沖縄比較研究:「環境・文化・社会融合研究」「超領域研究」「研究情報基盤」という四つのイニシアティブを設定し、歴史・文化・政治・経済・環境など多角的な視点から島嶼圏社会を捉え、国内外の機関や研究者とともに連携しながら本プロジェクトを推進しています。
【使用言語】
日本語
*予約不要・参加無料

 

【プログラム】

  • 14:00 開会
  •  
  • 【基調講演】
  • フンク・カロリン(広島大学大学院総合科学研究科・准教授)
  • 「島おこしと観光―「観光地」と「生活空間」の両立は可能か―」
  •  
  • 14:50
  • 【個別報告】
  • 千住直広(社団法人那覇市観光協会・事業課)
  • 「ガイドと歩く那覇まちま~いの取組みから」
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  • 大堀健司(エコツアーふくみみ・主宰)
  • 「ふくみみ的エコツーリズム」
  •  
  • 開梨香(株式会社カルティベイト・代表取締役社長)
  • 「小さい島の挑戦」
  •  
  • 15:55
  • 【パネルディスカッション】
  • パネリスト:フンク・カロリン千住直広大堀健司開梨香
  • コーディネーター:大島順子(琉球大学観光産業科学部・准教授)
  •  
  • 16:35 閉会

 

【講演者】

  • フンク・カロリン(Funck Carolin)
  • 「島おこしと観光―「観光地」と「生活空間」の両立は可能か―」
  • 観光には、生活圏から離れて楽しみ、学び、ふれあうなど、個人の満足を得るための様々な行動が含まれる。物理的に生活圏から離れた特別な空間である「島」は強力なアピールを持っており、世界的にも人気の観光地として発展している島が多い。「島」は観光者にとって理想的な空間であり、期待の高まる場所でもある。一方、島はそこに住む人々の生活空間でもあり、過疎化などの課題も抱えている。刊行者が求める癒しやきれいな景観があり、様々な楽しみ方ができる「理想の空間」と、住民が必要とする「生活場所」との両方を提供できる島おこしの条件を検討したい。
  •  
  • 千住直広(那覇市観光協会事業課)
  • 「ガイドと歩く那覇まちま~いの取組みから」
  • 2010年12月から取り組み始めたガイドと歩く那覇まちま~い。都市部における観光まちづくりのしかけとして、滞在型観光のしかけとしてのこれまでの取組み、課題、今後の展開を紹介します。
  •  
  • 大堀健司(エコツアーふくみみ主宰)
  • 「ふくみみ的エコツーリズム」
  • 小さなエコツアー業者ができることは?自然保護、環境教育、地域おこし、子どもの小さな悩みから地球規模の環境問題まで、家族の生活を守ることも忘れず、でも無理せず楽しく、そんな日々のお話をします。
  •  
  • 開梨香(㈱カルティベイト代表取締役)
  • 「小さい島の挑戦」
  • 沖縄には39の有人離島があります。その中から人口43人の本部町水納島と、人口530人の北大東島を事例に、ないないづくしの小さな島における6次産業と地域の宝を活かした島おこしについて考えてみたいと思います。

 

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