2016年05月31日
自律型島嶼社会モデル
【報告】2016年4月16日 普天間飛行場返還合意20年公開シンポジウム『東アジアの安全保障と沖縄』
普天間飛行場返還合意20年 公開シンポジウム
東アジアの安全保障と沖縄:辺野古新基地は必要か
- 【日時】
- 2016年4月16日(土)14時~17時
- 【場所】
- 沖縄国際大学(宜野湾市)5号館106教室
- 【主催】
- シンポジウム実行委員会/沖縄対外問題研究会/琉球大学国際沖縄研究所
- 【概要】
- 普天間基地の全面返還が日米両政府から発表(1996年4月12日)されてから20年の歳月がたとうとしています。この間、県内移設による米軍基地の恒久化について沖縄では幾度も拒否が表明されましたが、日米政府は辺野古への新基地建設を推し進めています。国が沖縄県知事の権限剥奪によって埋め立てを強行しようした代執行訴訟は和解し工事は中断していますが、日米政府は「辺野古が唯一の解決策」との姿勢を崩さず、予断を許しません。 冷戦が終わりを告げて大規模戦争がなくなり、軍事的あるいは地理的な要因よりも相互の経済、歴史、国民感情などの依存関係の衝突による対立が顕著となっている21世紀において、東アジアの安全保障と沖縄の関係性を見詰めなおす必要があります。日本、中国、米国の相関関係に詳しいジャーナリスト、核開発に走りながらも経済が疲弊した北朝鮮の内実に詳しい専門家を招き、沖縄を取り巻く安全保障環境を照らし出します。沖縄の人々が決断を下すために欠かせない普遍的価値観を探るシンポジウムへ多くの県民の来場を呼び掛けます。
- *予約不要・参加無料
【プログラム】
- 第1部 基調報告
- 宮里政玄氏(沖縄対外問題研究会 顧問)
- 第2部 ラウンドテーブル
- マーティン・ファクラー氏(ジャーナリスト 前NYタイムズ東京支局長)
- 李鍾元氏(早稲田大学教授)
- 我部政明氏(沖縄対外問題研究会代表 琉球大学教授)
- 長元朝浩氏(沖縄タイムス 論説委員)
第1部 基調報告(宮里政玄氏).pdf
第2部 ラウンドテーブル① ラウンドテーブル② ラウンドテーブル③
新聞記事
2016年3月21日 辺野古基地 必要性考える(沖縄タイムス社提供)
2016年4月13日 「東アジアの安全保障と沖縄」を考える(上)(沖縄タイムス社提供)
2016年4月14日 「東アジアの安全保障と沖縄」を考える(下)(沖縄タイムス社提供)
2016年4月15日 「東アジアの安全保障と沖縄」に寄せて(琉球新報社提供)
2016年4月17日 「新基地建設は不合理」(沖縄タイムス社提供)
2016年4月17日 「日中韓の軍縮議論を」(琉球新報社提供)