2020年04月01日
人の移動と21世紀のグローバル社会 IV 『太平洋の島々に学ぶ ミクロネシアの環境・資源・開発』
前門晃・梅村哲夫・藤田陽子・廣瀬孝編(2011)『太平洋の島々に学ぶ ミクロネシアの環境・資源・開発』彩流社、235p、東京
*書誌情報等については、彩流社のウェブサイトをご覧ください。
目 次
第Ⅰ部 公開講座フォーラム
第1章 ベチベルソウによるより良い流域管理術――グアム島南部の土壌侵食・土砂流出を防ぎ、水質・サンゴ礁環境を守る試み (モハンマッド・H. ゴラビ/前門晃 訳)
第Ⅱ部 研究論文
第2章 21世紀のグローバリゼーションの進捗と人の移動に関する一考察――グローバル経済の視点から (梅村哲夫)
第3章 太平洋島嶼国における自然環境保全とその利用に関する現状と課題――パラオ共和国を事例として (藤田陽子)
第4章 グアム島、サイパン島の地形と人口分布 (前門晃)
第5章 沖縄島、グアム、サイパン、パラオにおける水資源と水利用に関する一考察 (廣瀬孝)
第6章 沖縄におけるアキノワスレグサの利用について (上江洲榮子)
第7章 グアム、パラオの漁業――サンゴ礁とのかかわりを中心に (渡久地健)
第Ⅲ部 国際シンポジウム「島(Islands)・環境(Environments)・資源(Resources)」
第8章 基調講演:島嶼地域の持続可能性について (大城肇)
第9章 ベチベルソウを用いたグアム島南部開発地域の流域管理術 (モハンマッド・H. ゴラビ/前門晃 訳)
第10章 北マリアナ諸島連邦、サイパン礁湖の漁業資源に与える異常水銀源の影響測定――予察的評価 (ゲイリー・R. W. デントン/渡久地健 訳)
第11章 ミクロネシア連邦ポンペイ島の流域管理 (シャラム・コーズローパナ/廣瀬孝 訳)
第12章 パラオと米国間の自由連合盟約(コンパクト)――その歴史と第2期としての今後15年の展望 (パトリック・U. テレイ/崎原千尋 訳)
第13章 パネルディスカッション「島(Islands)・環境(Environments) ・資源(Resources)」(モハンマッド・H. ゴラビ/ゲイリー・R. W. デントン/ シャラム・コーズローパナ/パトリック・U. テレイ/梅村哲夫)
司会:廣瀬孝