2020年04月01日
人の移動書籍
人の移動と21世紀のグローバル社会 VII 『〈オキナワ〉 人の移動、文学、ディアスポラ』
山里勝己・石原昌英編(2013)『〈オキナワ〉 人の移動、文学、ディアスポラ』彩流社、207p、東京
*書誌情報等については、彩流社のウェブサイトをご覧ください。
目 次
まえがき (山里勝己)
第1部 沖縄ディアスポラの文学
第1章 歴史の証言――沖縄人ディアスポラにおける自伝的著述に関する考察 (ベン・コバシガワ(カルフォルニア州立大学教授)/浜川仁訳)
第2章 ディアスポラにおける沖縄人の詩と歌 (ウェスリー・巌・ウエウンテン(カルフォルニア州立大学教授)/山里勝己訳)
第3章 受け継ぐ文化――オキナワ系カナダ人の経験 (ダーシー・タマヨ(オキナワ系カナダ人作家)/兼本円訳)
補・沖縄の「修復」――ダーシー・タマヨさんに聞く (与那嶺松一郎)
第2部 移動する沖縄文学
第4章 『カクテル・パーティー』の上演はなぜ必要であったか (フランク・スチュアート(ハワイ大学教授)/山里勝己訳)
第5章 大城立裕&フランク・スチュアート 特別対談――『カクテル・パーティーを語る』/進行・本浜秀彦
第6章 宮里静湖抑留三部作に見る「移動」――「異国の丘」を中心に (仲程昌徳(元琉球大学教授))
第3部 「旅」と文学
第7章 旅を書くことを考える──ストレンジオグラフィにむかって (管啓次郎(明治大学教授))
第8 章 コンコードを〈旅〉するソロー──移動のレトリック (野田研一(立教大学教授))
第9 章 『ブレーク、またはアメリカのあばら家群』にみる旅と移動のポリティクス (笹田直人(明治学院大学教授))
あとがき (石原昌英)