2016年03月25日
自立型島嶼社会モデル
平成27(2015)年度成果報告書 『現代グローバル社会における自律的島嶼社会モデルの構築と実践 ―島嶼地域研究・教育の拠点形成―』
*本プロジェクトの概要は、「研究プロジェクト」『自律型島嶼社会の創生に向けた「島嶼地域科学」の体系化』をご覧下さい
*本報告書をご希望の方は、「お問い合わせ」をご参照の上、ご連絡ください
目次
「現代グローバル社会における自律的島嶼社会モデルの構築と実践―島嶼地域研究・教育拠点形成」活動概要 | |
藤田 陽子 | 1 |
平成27(2015)年度 成果報告 | 9 |
I. 論文篇
【ワークショップ・シンポジウム等】
社会人を対象としたProject Based Learningの実践 | |
酒森 潔 | 17 |
“Women as Tattoo Practitioners: A Comparative Analysis on Tattooing Practices of the Kalinga (northern Philippines), Atayal of Taiwan and Okinawa, Japan” | |
Analy-Salvador Amores | 43 |
【島々のリーダー養成研修会<第一回 利尻島>】
島嶼地域の活性化に向けた大学の役割の模索―キーパーソン参加型の研修会実施を通して― | |
本村 真 | 47 |
地域活性化の具体的実践―自分たちの手で島の地域経済を活性化するマネジメント手法を学ぶセミナー― | |
釼持 勝 | 61 |
ファシリテーション・スキル―合意形成の手法 ファシリテーションのエッセンス― | |
三好 崇弘 | 103 |
「島々のリーダー養成研修会」における効果測定 | |
加藤 潤三 | 119 |
【国際学術会議】
「第15回 琉中歴史関係国際学術検討会」
明人別集に散見する中琉関係史料と史実の探究 | |
方宝川 蘭英 |
127 |
清代四川籍冊封使周煌・李鼎元の調査考察 | |
頼正維 胡新 邱成海 |
128 |
乾隆検地の測量術をめぐる琉中交流史の課題 | |
安里 進 | 129 |
近世における日中両国を往来する久米村人 | |
沈玉慧 | 130 |
清末の中国における琉球漂着船救助制度の変化―1882-1883年の我那霸孫著の漂着事例を手掛かりに | |
劉序楓 | 131 |
“宗藩”と “交隣”:万暦年間北京における朝鮮と琉球使臣の往来 | |
楊雨蕾 | 132 |
労務外交─台湾工員の沖縄への労働力輸出の研究(1966-1972) | |
朱徳蘭 | 133 |
台湾における沖縄籍民の戦後引揚げ―ハンセン病患者を乗せた『病院船引揚げ』を中心に | |
中村 春菜 | 134 |
「御後絵」の国王衣装から見る国王イメージの考察 | |
平川 信幸 | 135 |
琉球国で工芸品に使用された原材料に関する考察 | |
上江洲 安亨 | 136 |
胡靖と『琉球図記』―中山八景に繋がる記述を中心に― | |
平良 妙子 | 137 |
中国清朝国子監師門による琉球官費留学生詩文創作への影響 | |
王慶雲 | 138 |
琉球漢詩における自然風物及び人文景觀―蔡大鼎の渡華作品を中心として | |
廖肇亨 | 139 |
文学に描かれた“琉球処分”―大城立裕『小説 琉球処分』を対象に | |
黄英 陳裴茹 |
140 |
冊封副使徐葆光の生涯について | |
童宏民 | 141 |
徐葆光《琉球國貢全圖》と清代における琉球形象の構築 | |
孫欲容 | 142 |
冊封使に供された組踊「雪払い」の一考察―演戯故事・組踊台本の詞章との比較を通して― | |
我部 大和 | 143 |
近世後期の久米村官人制度における渡唐役と地頭所下賜―「二度大通事」との関連を中心に― | |
山田 浩世 | 144 |
【国際シンポジウム】
「自律的島嶼の実現に向けて」
日台漁業取り決めの締結とその課題 | |
蘇 啓誠 | 147 |
公益財団法人交流協会と亜東関係協会との間の漁業秩序の構築に関する取り決め | |
蘇 啓誠 | 153 |
島嶼国・琉球の自律性について:国用・食料確保・生業の視点から | |
豊見山 和行 | 157 |
Articulating Islands and Islanders: The Military Industrial Complex and the Pacific | |
Teresia Teaiwa | 167 |
Writing War Crimes: The Difficult Task of Native Ethnography in the Pacific Islands | |
Keith L. Camacho | 179 |
【国際沖縄研究所:IIOS 2015年度 レクチャーシリーズ】
クリティカルな島嶼研究に向けて:太平洋(学)における軍事主義とジェンダー | |
Teresia Teaiwa Keith L. Camacho |
197 |
【公開ワークショップ】
「交差する地域文化とイノベーション」
消滅に瀕した民俗文化のレッドデータリストの目指すもの | |
狩俣 繁久 | 201 |
近現代における沖縄の民俗音楽・芸能の変遷過程−エイサーを事例として− | |
久万田 晋 | 207 |
文化政策の評価方法と今後のあり方 | |
林 勇貴 | 227 |
文化と経済—イノベーションと文化多様性の維持 | |
後藤 和子 | 237 |
「生物文化多様性ワークショップ」
日本の島嶼文化の多様性と民俗芸能―境界を演じる・境界で演じる;南九州・奄美の芸 能と音楽を中心に― | |
笹原 亮二 | 247 |
「第3回 生物文化多様性ワークショップ-言語系統樹研究の可能性を探る-」
琉球諸語の言語系統樹研究の構想 | |
狩俣 繁久 | 259 |
言語のミメティックス―文化多様性と要素配列の定量解析― | |
津村 宏臣 | 267 |
言語類型論から見た琉球諸語研究の可能性 | |
下地 理則 | 279 |
II. 資料編
新聞記事 | 289 |