2012年07月02日

新しい島嶼学

【報告】2012年6月16日 国際シンポジウム『SOCIAL CAPITAL AND HEALTH』

去った2012年6月16日(日)に、国際沖縄研究所「新しい島嶼学の創造」プロジェクト主催による国際シンポジウム「SOCIAL CAPITAL AND HEALTH ~Haw can we learn from the evidence of social epidemiology~」を、県立博物館・美術館一階美術館講座室にて開催しました。

フィンランドのトゥルク大学からJussi Vahtera先生、同じくフィンランドの国立労働衛生研究所からTuula Oksanen先生、岡山大学から高尾総司先生、日本福祉大学から近藤克則先生をお招きし、琉球大学の等々力英美先生を加えて5人の研究者による発表・ディスカッションが行なわれました。

今回は「Social Capital」をキーワードに、世界および日本におけるソーシャルキャピタル研究の潮流や地域あるいは職場におけるソーシャルキャピタルと健康について発表していただきました。特に、「島嶼」地域におけるソーシャルキャピタルと健康について、そして戦後沖縄における栄養転換および健康への影響についての発表は刺激的で、「島嶼学」研究に新たな視座を提供してくださいました。



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