2014年02月10日

主催イベント

2014年2月23日 しまくとぅばシンポジウム『シマのことばの危機』 開催

日本では、地域の土着言語・方言の多くが消滅の危機に瀕していると言われています。八丈島と琉球諸島で話されてきたしまことば・しまくとぅばも話者数が急減していて将来が危ぶまれています。琉球大学国際沖縄研究所では、文化庁からの委託をうけて、八丈方言、国頭方言、沖縄方言、八重山方言の実態調査を実施しました。本シンポジウムでは調査結果の一部を報告し、シマのことばの危機と保存・継承について討論します。

 


 

【日時】
2014年2月23日(日)13:00~17:00
【場所】
沖縄県立博物館・美術館講座室
【主催】
琉球大学国際沖縄研究所

【プログラム】

  • 第1部:調査報告
  • 司会:石原昌英
  • 金田章宏(千葉大学):八丈方言の実態
  • 中本 謙(琉球大学):奧武島方言の実態
  • 荻野千砂子(大分大学):黒島方言の実態
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  • 第2部:シンポジウム
  • コーディネーター:狩俣繁久
  • 基調報告
  • 木部暢子(国立国語研究所):方言危機について ―方言の危機の背景―
  • 石原昌英(琉球大学):言語危機とはなにか ―ユネスコの「診断基準」を踏まえながら―
  • 謝花直美(沖縄タイムス):沖縄県におけるしまくとぅば復興の取り組み ―しまくとぅば新聞・うちなータイムスの取材を通して―
  •  
  • 第3部 討論

 

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