データベース概要

本データベースに収録されている情報について

本データベースに掲載されている情報は、3つの異なる情報源から構成されています。

「公開研究データ」は、本プロジェクトに研究メンバーが狩俣地区から研究目的で収集した情報・データのうち、公開可能と判断されたもので構成されております。これらの情報・データは琉球大学学術リポジトリからも公開されております

「狩俣地区に関する学術情報リスト」は、本プロジェクトで収集された既刊の書籍、論文、報告書、公文書等の情報をまとめたものです。

「狩俣地区・今昔写真集」は、画像共有サービス・Flickrに登録された狩俣地区の皆さん及び本プロジェクト研究メンバーが投稿した画像とメタデータから構成されております。
なお、データベース管理の必要から、情報の変更を行う場合があります。

以上の点をご理解いただき、引用等の際には十分ご注意ください。なお、引用等の際には「利用案内」もご確認ください。

地域(狩俣地区)の皆さんへ

地域の記録はだれのものでしょうか。

記録には、記録する側(研究者、アーキビスト、行政担当者など)と記録される側(記録対象者=地域の皆さん)が関わっています。しかしこれまでは記録が作成される過程で、記録する側の存在が重視され、記録される側はその過程に関与できない、あるいはしづらい状況にありました。その状況を記録の非対称といい、その問題を現在のアーカイブズ学は極めて重大な課題と位置づけています。

そこで琉球大学島嶼地域科学研究所は、この非対称性を解消し、記録される側の記録との結びつけを強固にするとともに、地域が抱える社会課題の解決に研究がより寄与し、さらに研究の新たな方法論を構築することを目指しています。

研究者の皆さんへ

オープンサイエンスやオープンデータが注目されている近年、研究者にとって、研究活動を通じた知の生産と、その知を地域と共有することは無関係ではありません。むしろその結びつきを学術の発展に必要不可欠と捉え、新たな方法論や規範を模索することが極めて重要であると考えます。

そこで琉球大学島嶼地域科学研究所は現在、対話型島嶼地域アーカイブズの開発を進めています。それは、研究者による専門知を結集しつつ、島の住人の知(経験知、生活知)とともに、「島嶼の知(情報)」として混交し、地域課題の解決に利活用可能な資源として再編成するための方法論の構築を行うものです。

これまで、多くの地域において、住民参加型のアクションリサーチなど、地域社会における協働実践が進められてきました。ただし、そうしたプロセスを通じて地域の多様な社会的課題にアプローチし解決に導くためには、研究者によって取得された研究データ(=島嶼の知(情報))に、研究者と地域住民(情報提供者など)が共有し、対話によってその管理に地域(住民)が関わる仕組みを構築する必要があります。

そのような仕組みの構築を通じて、研究データに対する地域(住民)の主体的位置づけを顕在化させることで、研究データそのものが地域課題の解決に利活用可能な資源になり得ると考えています。

分類一覧